その他の写真>バラ>アイスバーグ

【直前の画面に戻る】(BACK)
 多くのバラ園に植えられている人気の薔薇。

 ドイツのコルデス(Reimer Kordes)が1958年に作出。FL(フロリバンダ)。白色の八重咲き。

 この薔薇には「アイスバーグ(Iceberg)」のほか、「シュネービッチェン(Schneewittchen)」という別名(日本語では「白雪姫」)がある。

 非常に人気のある薔薇で、どこのバラ園にも必ずと言っていいほど植えられている。ラベルが付いていなくてもわかるほどである。春から秋まで、途切れることなく花が咲き続け、花数も多い。フロリバンダなので、背丈がそれほど大きくはならず、世話もしやすいと思われる。

 バラ園によっては、「アイスバーグ」と「シュネービッチェン」の両方をラベルに表示しているところもあるが、だいたいはどちらか片方のみである。昔、薔薇の写真を撮りはじめたころは、薔薇そのものに関する知識もほとんどなかったので、何箇所かのバラ園で似たような薔薇があるなあと思っていたのだが、同じ品種だと知ったのはかなり後になってからだった。

 数年前から、アイスバーグの変種が見られるようになった。「バーガンディー・アイスバーグ」や「ブリリアント・ピンク・アイスバーグ」。花の色は濃い天鵞絨色や鮮やかなピンク色で、花の色が変わるとまったく違うバラではないかと思ってしまうほどである。しかし、オリジナルの白色の魅力は変わらない。