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 フランスのメイアン社の代表的な薔薇。

 メイアン(Francis Meilland)の作出。1935年の作出とされるが、バラ園のラベルでは多くが1945年作出となっている。「Help Me Find」というサイトによると、「Introduced in United States by Conard-Pyle (Star Roses) in 1945 as 'Peace'」という記載があるので、この情報が元になっているのかもしれない。

 この薔薇には別名がいくつかある。「グロリア・デイ(Gloria Dei)」「マダム・アントワーヌ・メイアン(Madame A. Meilland)」「Gioia」など。

 この薔薇は、花の周縁部がややピンクがかっていて、その他は黄色である。しかし、全体がオレンジ色に見える個体もあることから、植えられているバラ園の土壌などにも影響を受けて花の色がかなり変わるのではないだろうか。黄色の花もあるし、ほとんどがオレンジ色に見える花もある。大阪市の中之島公園バラ園では、かなりオレンジ色に近い発色をしている花が多いと思う。

 この薔薇は、全国的に非常に人気があるようで、たくさん植えられている。1つのバラ園のなかでも複数の株を植えていることが多い。1つの花そのものも美しいが、まとめて植えるとボリュームが出て華やかになるのだろう。