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京都府立植物園。 咲きはじめた桜が、暖かな陽気のおかげで一気に咲き進んだ。 染井吉野は昨日の開花情報では五分咲きとなっていたが、きょうにも満開に なるのではないだろうか。 京都府立植物園には、染井吉野のほかにもたくさんの桜が植えられている。 数年前から桜の増殖に力を入れているようすで、珍しい品種や、最近新しく 作出された品種も積極的に導入しているように思う。 ただ、すこし残念なのは、桜が植えられているエリアがわりと広く、 通路があるのだが、1つのエリアの中央付近の桜は、ラベルもほとんど 読めないし、桜そのものがよく見えない。もうすこし大きなラベルを 付けるか、通路をもう1本通してほしい。 明日は土曜日で、天気予報は晴れなので、多くの人が訪れるだろう。 新型コロナの影響で、桜の木の下にシートを広げて弁当を食べたり できないようだが、そぞろ歩きで満開の桜の森を散策するだけでも 充分楽しめる。 染井吉野などはこの週末で一区切りつきそうだが、そのあとは 「関山(かんざん)」や「御衣黄(ぎょいこう)」などの八重桜の 仲間が次々に開花する。 この植物園には、東日本に自生する「大山桜(紅山桜・蝦夷山桜)」も 植えられている。木は傷んではいるが、花芽を膨らませているので、 今年も元気に咲くはずである。数日後に訪れるという人は探してみてほしい。 |