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薔薇(ガーデンミュージアム比叡)。
ガーデンミュージアム比叡は、比叡山山頂遊園のあとにできた野外美術館のようなもの。 陶板に世界の有名な画家の作品を写して、園内各所に立てていて、それぞれを散策して 観賞するという趣向。 園内最奥のエリアがバラ園になっている。標高が約800mもあるので、寒冷地といえる。 近畿の各地の薔薇園が見ごろを過ぎても、ここの薔薇園はさあこれからという感じである。 6月18日に訪れたが、今年もそれほど早いとか遅いということはないらしい。 ここには私の好きな薔薇の1つ「ムスー・デュ・ジャポン」が生垣をなしている。 このような植え方は他所では見たことがない。モス・ローズだが、古い時代の 薔薇はある程度の融通が利くのだろう。 このバラ園は、開園当初はラベルも綺麗で散策していても気持ちよかったが、 今年久しぶりに訪ねてみると、ラベルの文字がかすれてほとんど読めなくなって いるものが目立っていた。また、ほかの植物の葉の繁みに薔薇のラベルが隠れて しまって見えないものも多かった。残念である。いろんな種類の薔薇が咲いている ので、やはり薔薇の名前が知りたくなる。 どこの施設でも同じことだが、開園当初の綺麗な状態をそのままずっと維持して いくのはなかなかたいへんである。都市部のバラ園とは時期をずらして楽しめる ところなので、ぜひラベルの更新も含めて良い状態を保っていってほしい。 |