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秋の薔薇。千葉県八千代市の京成バラ園。
コロナの影響で、数年ぶりに訪れた。 新しい品種もいくつか植えられていて、日々進化しているのを感じた。 秋の薔薇は春に比べるとやはり花数は少ないが、1つ1つの花を愛でながら園内をじっくり歩くのが楽しい。 オールドローズのエリアのラベル(名札)は以前から更新されているようすはないのだが、1つ気になった品種があった。 赤胆紅心(Chi Dan Hong Xin)と赤龍含珠(Chi Long Han Zhu=White Perl in Red Dragon's Mouth)とが混同されていると思われるラベルがあった。 赤胆紅心は日本語読みでツーダンホンシン。国内数か所のバラ園に植えられている。一方、赤龍含珠(Chi Long Han Zhu)は私は京成バラ園以外では見たことがない。 花そのものはやや小さめの赤い色で、似ているのだが、じっくり眺めるとやはり違うようである。 京成バラ園に植えられている薔薇は、花を見るとどうも赤龍含珠(Chi Long Han Zhu)のようである。 ラベルの「White Perl in Red Dragon's Mouth(Chi Long Han Zhu)」は正しいと思われる。 しかし、その漢字表記が「赤胆紅心」となっている。これはやはりまちがいなのだろう。 正しくは「赤龍含珠」のはずである。 しかし、ネットで検索しても、「赤胆紅心」はよく出てくるが、「赤龍含珠」は日本語のサイトではほとんどヒットしない。 バラ園のラベルはずいぶん古く、おそらく開園当初に作られたものではないかと思われるのだが、当時は今ほど情報がなかったのかもしれない。 |