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冬のみずの森(滋賀県草津市立水生植物公園「みずの森」)。
年が明けて、久しぶりに雪が積もった。15~20cm。道路が開いてからみずの森に行ってみた。 正面入り口の前の広場に並べられていたアイスチューリップの鉢にも雪が積もったので、 花が倒れ込んでいたが、それでも元気に咲いていた。 温室の熱帯睡蓮は、株が育って元気に咲いている品種もあったが、全体としてはやや低調に見えた。 やはり冬は水温の維持がむずかしくて成長がよくないのだろうか……。 熱川バナナワニ園のように、温泉水を利用して温室の水温が維持できるようなところは別だが、 ふつうの温室だと冬に水温が下がってしまうのはしかたがないのかもしれない。 しかし、花が見られない冬の時期にも睡蓮に逢えるというのが温室であるはずなのだが……。 睡蓮が展示されている池の周囲には、品種名の一覧表(ボード)が設置されているのだが、 池に沈められている睡蓮の鉢はそれなりに入れ替えされているようすだが、このボードは更新 されていないようである。初めて来た人にはあまり親切ではない。目の前に咲いている睡蓮は 綺麗なのだが、このボードを見てその名前を調べようと思っても、実際の花とボードの品種名 とがうまく合わないのである。ボードには睡蓮の鉢が番号によって表示されているのだが、 鉢が入れ替えされても、品種名がちゃんとわかるように変更できるように考えられているらし いのだが、どうもうまく機能していないようだ。残念である。 どんなに素晴らしい展示であっても、実際の花の名前がわからなければどうにもならない。 温室を見に来た人の興味が途中で立ち消えになってしまう……。 外のネコヤナギは、今の時期はまだ蕾が堅くて、開花するのはしばらく先のようであった。 アイスチューリップはまだしばらくは咲きつづけるようで、蕾がたくさんついた鉢も並んでいた。 敷地の外側は散策路(園外)の向こうに琵琶湖が広がっていて、今の時期は比良山系の 山々が雪で真っ白である。琵琶湖大橋も小さく見える。かつては、大きな觀覽車が対岸に あって、みずの森からも見えた。 |