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みずの森の蓮・睡蓮の花。
今年の蓮の花もほぼ終了したようすだ。咲いている花を数えても、10個あるかどうか……。開花2日目の花だけを写真に撮ろうとしてきたのだが、そういうわけにもいかなくなってきた。今回は開化3日目の花も混じっている。大きく開いた葉っぱや、風に鳴る花托を手ですこしよけながら寂しそうに咲いている花に向けてシャッターを切る。私もすこし寂しくなる。 写真2枚目は、「千弁蓮」だが、「妙蓮(近江妙蓮)」のことである。妙蓮が昔から門外不出の花とされてきたことから、守山市以外のところで咲くことはないはずだということで、千弁蓮と呼ばれたようである。妙蓮の花としては、写真の花はなかなか良い形をしていると思う。 写真6枚目の「ローズプレナー」は、大きな葉っぱの陰に隠れるようにひっそりと咲いていた花である。葉の端をつまんですこし引っ張って光が当たるようにしてシャッターを切った。この花は、最初見落として通り過ぎたあと、再び戻ってきたときに見つけた花である。 睡蓮は、屋外の熱帯睡蓮が元気に咲いている。例年9月中旬頃までは屋外で充分育つようだ。何年か前までは、夏になると「花影の池」にギガンテアなどの熱帯睡蓮が展示されて華やかだった。大きな池に入れられるとギガンテアは巨大になる。パラグアイ・オニバスに決してひけを取らない威容であったが、最近は夏になっても屋外に展示されることがなく、残念である。この「花影の池」には、今は「パラグアイ・オニバス」が何鉢も展示されていて、8月中の土日は子供がこの睡蓮の大きな葉っぱに乗るイベントが開催されている。 今回の写真のリストを以下に挙げる。
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