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みずの森の蓮・睡蓮の花(2024/08/17)
蓮 …… 名残りの花。 蓮の花はもう数えるほどしか咲いていない。開花2日目の花もほとんど見られなくなった。 そんななかで、昨日見つけた舞妃蓮が開花2日目の美しい花を咲かせていた。 早咲きのこの蓮は6月中からもう咲きはじめ、7月中旬にはほぼ終了しているのだが、今年は1ヶ月ほど長く花を楽しむことができた。 舞妃蓮は、大賀蓮とアメリカ由来の王子蓮との交配である。現上皇が皇太子時代にアメリカにて蓮(王子蓮)の種子をもらい受けて帰国後大賀博士に託されて、門下の阪本祐二氏(故人)が大賀蓮と交配させて作出したのがこの舞妃蓮である。その後、この蓮は皇居に献上され、今も咲いている。安野光雅氏の「皇居の花」にも取り上げられている。 写真3枚目は「千弁蓮(妙蓮)」。この写真はかなり花が開いているほうである。中のほうの花弁は濃い赤色だが、そのままやがて茶色に枯れてゆく。 写真7枚目は「蜀紅蓮」。このように大きく開いた姿はなかなか目にすることができなかった。日本の在来品種のなかではもっとも赤い蓮ではないかといわれている。 写真13枚目は「白蓮」。大きな葉っぱの陰にひっそりと咲いていたのだが、やはり開花2日目の花は美しい。 写真16枚目は「ヤマサキカズラ」。昨日見たばかりなのだが、開花した状態は半日程度だったので、蕾から開花するまでもかなり早いのではないかと思って、気になって見に行ったのだった。 しかし、多少膨らんできたような気配は感じられるのだが、開花が近づいたようには見えなかった。 今回の写真のリストを以下に挙げる。
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