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睡蓮の花ほか(みずの森 2025/01/13)
冬のみずの森。 屋外には、アイスチューリップのほかにはあまり見る花がない。3月までは温室の花を眺めることになる。 アイスチューリップは、12月に咲いていたときのほうが花に勢いがあったように思われた。地面に鉢が並ぶのではなく、大きな木組みの箱の中に並べられているので、すこししゃがむと、青空を背景にした写真が撮れることもあって、なかなかの人気である。 温室では、あいかわらず熱帯睡蓮がぽつぽつ咲いている。ギガンテアは、ブルーの花と白色の花があるのだが、最近はなかなか同時には開花していない。ピンクのギガンテア(ニンファエア・ギガンテア・ネオロゼア)もバックヤードにはあるはずだが、滅多に観賞用の温室には展示されない。以前はこれら3種類のギガンテアがすべて開花していたこともあったので、最近は寂しいかぎりである。 1月になると、ドンベヤが咲きはじめる。まだ外は真冬なのだが、もう春が近いことを感じさせてくれる。 「ヤマサキカズラ」が開花していた。 蔓草と水草の両方の性質を持つという「ヤマサキカズラ」が開花していた。真冬の時期に開花するのは、みずの森でも初めてのことである。初めて開花したのは5月だった。その後毎年5月には開花してきているのだが、何年か経って、8月にも開花するようになった。昨年も8月に開花している。それが、1月にも開花したのである。これは非常に珍しいことであるが、みずの森ではこの花の開花を情報発信していないようだ。水草同好会の知人が例会でみずの森を訪れたときに温室に寄って見つけたといって教えてもらった。1月に開花するのはもちろん初めてであるが、みずの森で初めてということは、日本でも初めてである。 写真の最後の4枚は蘭の花。毎年1月に、洋ラン展を開催している。滋賀県内最大規模というのだが、東京や大阪に比べるとかなりこじんまりとした展示である。最近はカトレアの仲間が多く展示されているが、以前はいろんな種類(属)の蘭が並んでいて、なかなかおもしろかった。 今回の写真のリストを以下に挙げる。
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