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睡蓮の花ほか(みずの森 2025/02/24)

 冬のみずの森。

 屋外には、アイスチューリップのほか、「コルチカム・カペンセ(南アフリカ原産の球根植物、イヌサフラン科)」が咲いている。 今年は長期予報では暖冬傾向と報じられていたが、局地的には過去いちばんの大雪になったところもあって、琵琶湖のほとりでもかなり寒い日が続いた。アイスチューリップにも何度か雪が積もったが、もうしばらくは花が楽しめそうである。

 温室では、あいかわらず熱帯睡蓮がぽつぽつ咲いている。2月後半になるとやはり日射量がふえてくるのか、温室の中にも春の気配が漂いはじめた。サボテンが展示されているエリアでは、「ソランドラ・マクシマ」が咲きはじめた。淡い黄緑色~黄土色の大きな花がたくさん咲いている。

 「ブルー・アマリリス(Worsleya rayneri)」がロータス館で咲いている。今までは秋に咲いていたのだが、2月という真冬の時期に開花するのは初めての由。この花はブラジルのオルガン山脈の断崖に咲く球根植物で、開花するまで20年以上かかるといわれている。国内では、みずの森のほか、デンパーク(愛知県安城市)、花の文化園(大阪府河内長野市)、淡路景観園芸学校(兵庫県淡路市)などで公開されたようである。 ただ、花が咲いているのは数日間で、開花したというニュースを聞いてから見に行ってもすでに萎んでいるかもしれない。みずの森のブルーアマリリスは2/24現在、1鉢が展示されているのだが、ついている蕾はすべて開花していたので、あと2、3日の間ならば見られるだろうか……。

 ロータス館のホールでは、写真展が開催されていた。 応募された直近1年間に撮影されたみずの森での写真から審査後に選ばれた20点ほどが展示されている。 ただ、選評のなかに睡蓮と蓮を混同しているものがあり、みずの森のほうでもまったく見ていなかったのか、見ていても気がつかずに見過ごしてしまったのか……残念である。

 今回の写真のリストを以下に挙げる。
  1. 熱帯睡蓮、ニンファエア・ギガンテア
  2. 熱帯睡蓮、ニンファエア・ギガンテア・’アルバート・デ・レスタング’
  3. 熱帯睡蓮、ニンファエア・ギガンテア(交配種?)
  4. 熱帯睡蓮、ニンファエア・ギガンテア(交配種?)
  5. 熱帯睡蓮、サー・ガラハッド
  6. 熱帯睡蓮、レッド・フレアー(?)
  7. 熱帯睡蓮、マダガスカル
  8. 熱帯睡蓮、フィン・オー・ヘーガン(?)
  9. 熱帯睡蓮、プロイディーン(?)
  10. 熱帯睡蓮、グリーン・スモーク
  11. 熱帯睡蓮、ティナ(?)
  12. 熱帯睡蓮、ピンク・レパーデス
  13. 熱帯睡蓮、ブルー・アネモニ(?)
  14. 熱帯睡蓮、クリント・ブライアント
  15. ソランドラ・マクシマ
  16. トウオガタマ
  17. コルチカム・カペンセ
  18. ブルー・アマリリス
  19. バイカオウレン
  20. クリスマスローズ’ストロベリー・ムーン’