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早春の花旅(浜名湖~伊豆 2025/02/28~03/01)
河津桜を見に行った。 今年の河津桜は開花が遅れていて、2/1から始まった河津桜祭りも会期の前半はほとんど咲いていなかった。しかし、2月末になって急に開花が進んだので、雨模様になる前に、久しぶりに河津桜を見てきた。 前日は、はままつフラワーパークの梅と早咲きの桜を見に行ったのだが、梅も今年は開花が遅れていて、早咲きの品種がいくつか見ごろを向けている状況で、半月ほど後がピークのように思われた。 翌日(3/1)、沼津から伊豆半島を南下して河津に行き、車を置いて、熱川に向かった。久しぶりに熱川バナナワニ園の睡蓮温室を訪ねた。ここには約60区画に区切られた池に熱帯睡蓮が展示されている。温泉の熱を利用していて、真冬でも睡蓮は元気に育っていた。ただ、今回は夜咲きの品種がほとんど咲いていなかったの残念。熱帯睡蓮のなかで最も大きいとされる「ギガンテア」の仲間が数種類展示されていた。基本首のブルーのもの、白色のもの、「アイボンボリ」や「イミュタビリス」という交配品種、さらにはまだ名前がつけられていない品種もあった。 滋賀県のみずの森では、もうほとんど見られなくなったしまった古い時代の睡蓮が、熱川ではいくつも見られたのが幸いだった。「ジョン・コルニー」、「コロラータ」、「フォックス・ファイア」、「ホワイト・パール」など。 「オーキッド・スター」という睡蓮は、みずの森にもあるのだが、熱川のものとは見た目がかなり異なることもわかった。どちらかが品種名を取り違えているのだろうか……。 天気の良い土曜日で、前日夜のテレビでは河津桜が見ごろを迎えているという情報が流れていたせいか、河津へはたくさんの人出があったが、熱川バナナワニ園のそれも睡蓮の温室に来る人は少なかった。おかげで、じっくりと睡蓮を眺めることができた。 河津桜の時期、河津や下田から修善寺や三島に向かう道路は混雑が激しい。河津発修善寺行の東海バスの時刻表によると、所要時間は約1時間半となっているが、桜の時期は3時間ほどみておいたほうよい。私は、河津を13時過ぎには出発したのだが、河津方面へは天城峠のかなり手前から渋滞が続いていた。三島に向かう道路は最初は空いていたのだが、湯ヶ島あたりから混んできて、かなりの時間がかかった。 今回の写真のリストを以下に挙げる。
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