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春の温室(みずの森 2025/04/15)
春のみずの森。 今年の春は寒暖差が激しく、夏日のあとには霙が降ったりして落ちつかない日々が続いた。 しかし、温室では、熱帯睡蓮のほか、春を告げる花がいくつも咲いている。 ヤマサキカズラは、パプアニューギニア原産の水草と蔓草の両方の性質を持つ不思議な植物だが、 3月に蕾が出てからなかなか咲かなかったのだが、1ヶ月近く経ってやっと開花した。 バニラは、アイスクリームなどのバニラ風味の原料となる蘭の一種で、この蘭の種子 (バニラビーンズ)から香料を精製する。マダガスカル産のものが多いようである。 みずの森のバニラはもうずっと以前から植えられていたのだが、花が咲いているのを見たのは、初めてである。 ちなみに、京都府立植物園の温室には数種類のバニラが植えられていて、毎年のように開花している。 ヒスイカズラは、大きな壁面に広がっていて、毎年10本前後の花房を垂らす。 開花する前からこの花房が垂れ下がってくるので、ああもう春になったのだなと実感する。 今回の写真のリストを以下に挙げる。
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