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京都府立植物園の冬の花(2008/02/17)
 
 最初の10枚は、大津市坂本の竹林院での盆梅展。盆梅展は、滋賀県湖東地方の長浜の盆梅展が有名だが、大津市坂本地区でも小規模ながら開催されている。こちらでは大津絵や雛人形の展示などもあって、なかなか賑やかだった。しかし、当日はときおり雪が激しく舞う天候で、まだ春が遠いことをあらためて感じたのだった。

 京都府立植物園の温室がだんだん賑やかになってきた。

 無憂樹の仲間の「サラカ・タイピンゲンシス」なども咲きはじめ、春の訪れを一足早く実感させてくれる。

 蘭の花も、春さきになるとまたちがった種類の花が咲きはじめるようだ。「バニラ」も蘭の一種である。長野県高森町の「蘭ミュージアム・高森」では、バニラは香料としては有名だがその花は滅多に咲かないと説明書きが付けられていたことを思い出す。しかし、ここ京都府立植物園では、毎年3月になるとバニラの花が咲いている。それも、2種類。「蘭ミュージアム・高森」のスタッフはご存じだろうか……。

 バオバブの実が大きく垂れ下がっていた。これも、実物が見られるのは珍しい。

 早咲きの梅とともに、蝋梅の花が咲いていた。蝋梅には2種類あって、「ソシンロウバイ」と「ロウバイ」。ソシンロウバイのほうが丸みのある花が特徴的である。

 北山門の近くではビニールハウスのようなものが作られていて、春の花が集められていた。中は非常に暖かく、賑わっていた。

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