大津市の初御代桜(2008/03/23) |
大津市の皇子山公園の隅に、初御代桜(ハツミヨザクラ)が植えられている。 数十年前に大津市に寄贈された桜であるらしい。琵琶湖を望む山の中腹の保養施設の近くに植えられているのだが、その保養施設はもう取り壊されて新しく公園のような形状に変わってしまった。 例年ならば3月中旬に最盛期を迎える桜である。今年はやや遅く、3月20日頃が見ごろとなった。 湖西バイパスの皇子山ランプのすぐ脇なので、通りかかった車がスピードを落として桜を眺めてゆく姿が散見される。 ここには地元の人しかやってこない。敷物を1枚、手提げのランチバスケットのようなものを1つという簡単な準備でどこからともなくやってきては静かに小一時間過ごしてゆく、という感じである。皇子山公園の外れではあるが、ベンチなども設置されていないので、みんな静かに散策するのが基本スタイルだ。 ここの初御代桜が終わって2週間もすると、眼下の三井寺などの染井吉野が咲きはじめる。
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